AM05Dining table
330,000
size(mm)
W2400 D1000 H710
material
徳島産ケヤキ
天板と脚板が同じ構成でデザインされたノックダウン可能なテーブル。山で取れた様々な幅の材料をそのまま使い、平板が製作されている。隣り合う板同士は板ハギという接着をせず、はしばみを介して並ぶようにし、乾燥や湿度による材の収縮/膨張を逃がす目地を2mm取っている。
アーキモビリィは、木が家具へと変わる川の流れを、源流へと遡るようにストーリーとしてを伝えることを使命としています。
私たちは、徳島県の国府という地域で40年以上大工として家づくりを行い、木材の原産地の林業家や職人の人々と深い関わりを持ち、伐採から製材までの現場を長年目にしてきました。その過程で芽生える、木材の個性や、加工する職人の息遣いが伝わるような家具を、大工の技術を通じて形にしながら、共感できる人と繋がり、日本全国に活動の幅を広げています。
アーキモビリィの家具職人は、長年家を建てつづけている経験豊富な大工です。釘を使わずに木をパズルのように繋ぎ合わせる技術を培い、木ひとつひとつの木目や特性を見極め、時には大胆に、時には繊細に、機能的で美しい建築を行ってきました。
家づくりでの私たちの技術は、素材の個性を生かす家具づくりをする上で欠かせないものとなっています。
アーキモビリィの家具は、豊かな山林に恵まれ、昔から林業・木工業が盛んな徳島県で作られています。原材料には、神山町という私たちと深い関わりがあり、特性や美しさを熟知した木材を使っています。林業家と連携しながら伐採した木材は、同県の国府町の工場で作られています。
私たちは、徳島県で木材調達を行う時、産地の林業と連携するようにしています。産地や、そこに暮らす人々を深く理解することで、木そのものの魅力だけでなく、伐採時のノコギリやチェンソーの跡、運搬時のロープが擦れた痕跡、製材時の質感なども含め、その木材の「個性」として付加価値を創出することができます。このような、川上で材料を仕入れ、川下で制作・販売するものづくりを通じ、産地への還元と山林の保全に繋げています。
アーキモビリィの家具は、建築物に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。建築の現場を熟知する大工とデザイナーが、建築中・建築済みの建物に関わらず、お客様のご要望に合わせ、建物に適したサイズやデザインを提案・制作させていただきます。まるで建物の一部のように空間と調和する使い心地とデザイン性、耐久性の高い家具を提供させていただきます。